国土交通省では、これまでも国民生活の「安全・安心」を確保する観点から、最重要課題の１つとしてテロ対策の強化・徹底に取り組んでいるところです。
さて、トランプ・アメリカ合衆国大統領は、令和７年10 月下旬、日米首脳会談等のため来日する予定です。
同大統領来日をめぐっては、我が国に対する国際テロの脅威が継続しているほか、ローン・オフェンダー、右翼等による違法行為に加えて、諸行事の妨害等を企図するサイバー攻撃の発生が懸念されるなど、厳しい情勢にあり、同大統領一行や同国関係施設における警戒警備を徹底し、万全な対策を講じる必要があります。
国民の理解と協力を得て、同大統領一行の安全の確保と諸行事の安全かつ円滑な進行を確保するとともに、テロ等違法行為の未然防止を図るため、貴団体におかれましても、本警備の重要性に御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。

記

１．宿泊者名簿への正確な記載
特に当該宿泊者が日本国内に住所を有しない外国人である場合には、その者の国籍、旅券番号の併記及び旅券の写しの保存

２．捜査機関から宿泊情報の提供について要請があった場合の協力の実施

３．不審者等発見のために施設内外の巡回・点検の実施

４．事件・事故発生時の連絡・救助体制の再確認・周知及び訓練の実施関係機関の連絡先一覧、命令系統と従業員の任務分担等の再確認