ANHAは北海道から九州までの8つの支部と8つの委員会があります。
各支部のご紹介
北海道支部
当社は平成元(1989) 年に創業者の父が開業し、翌年、ANHA に加盟しました。
私は外部での研修を経て、開業と同時に支配人に就任しましたが、当時の運営の悩みや経営者としての課題に直面したとき、ANHAの活動や人脈を通じて学んだことが、その解決に大いに役立ちました。
特に、若手経営者の集まりである「青年塾(現・青年部)」を通じて全国に仲間ができたことは、今でも励みになっています。若手経営者の集まりとしては、全国に青年会議所などさまざまな組織がありますが、ホテルならではの収支構造を理解し合える人との交流からは多くのことを学ぶことができます。
支部長 林 孝浩(紋別プリンスホテル)
東北支部
ANHA 東北支部は、地域に根差したホテルの経営者が年4 〜5 回のペースで会合や研修旅行などを行ない、交流を深めています。
1月の研修旅行では12 名で九州地方を回り、ホテルに泊まりました。自社の経営・運営に役立つヒントを得る機会となりました。自社の経営状況や思い入れなど、「同業の経営者同士が腹を割って語り合える場」は決して多くありません。ANHA だからこそ共有し合える情報や価値観があると思います。
私たちの事業活動は、地域経済にも大きな影響を及ぼします。その気概を持って、今後も経営に力を入れてまいります。
支部長 生内雄二(二戸シティホテル)
関東支部
関東支部はANHA の8 支部の中で加盟ホテルが最も多い支部です。正会員関東支部の活動の中核は「研修部会」です。会の名前こそ変わっていますが、ANHA 発足直後から活動している伝統ある部会です。
活動は加盟ホテルから選出された3 名の世話人が中心となり行なわれます。内容は時々の問題点や関心事などについての講演を行なったり、問題解決のための講習会およびディスカッションを行なったりしています。
外部研修を実施するときもあり、2019 年はディズニーアカデミーの研修を実施しました。研修内容は「従業員への育成が自分自身の成長や、会社・組織の発展に繋がることに気づくこと」などでした。
また、会議の後には懇親会がありますので、食事しながら他のホテルの方々と交流ができ、その後の情報交換や困ったときの相談に生かすことができます。
ANHAに加盟して支部活動に参加することが、情報収集や人材育成、ネットワークの構築などにつながります。ご一緒にホテルや悩みについて語り合い、学んでまいりましょう。
支部長 服部公雄(お茶の水イン)
甲信越支部
私たち甲信越支部のメンバーホテルは、その立地環境から「ビジネス」と「観光・インバウンド」の両方の宿泊特性を踏まえたホテル経営に力を入れているところが多くあります。
甲信越支部主催のセミナーや交流会では、甲信越ならではの地域特性やそれに基づいた経営・営業戦略など、この支部だからこそ共有できる意見や考えが多く、それが支部活動のモチベーションにもなっています。
清水嗣能ANHA 会長が掲げる4つの柱( 国づくり・会づくり・人づくり・宿づくり) の中でも、とりわけホテル経営者の関心が高い「人づくり」「宿づくり」について、各界の専門家などを招聘して講演していただくなど、最前線の情報を得ることにも力を入れています。
支部長 内ケ嶋 雅功(ホテル飯田屋)
中部支部
中部支部には、中部・東海・北陸の7 県のホテルが加盟しています。
エリアが広範囲ですが、だからこそ会員同士が経営や業務に関する悩みを気兼ねなく打ち明け、解決のヒントが得やすい環境にあります。
年2 回の支部会合は、参加者の交流機会として、毎回多くの会員が楽しみにしています。
また、支部には伝統的に「勉強好き」なメンバーが集まり、セミナーも現在の宿泊経営・施設運営の実情を反映したテーマを取り上げてきました。
客室清掃スタッフのチームワークや技術育成といった現場ですぐに役立つテーマから、この12 月に開催する未来のマネジメントスタッフ向けに経営感覚を身につけてもらうセミナーまで、実務的でタイムリーな内容を心がけています。
支部長 長谷川 智英(株式会社グリーンズ)
近畿支部
ANHA 会員ホテルの多くはオーナー経営者で、ホテル経営のヒト・モノ・カネ・情報に関する情報交換を行なうことができます。
近年は賛助会員や会員ホテルの社員〜マネージャークラスともSNS などを通じて広くつながり、より多様な立場との交流機会に恵まれています。今後、独立経営ホテルは独自の魅力を持ち・活かす「個性化」や、地域の活性化にもつながる「多角化」などに挑戦し、施設や従来の発想を超えた価値を提供する拠点となれば面白いと考えます。ANHA への加盟はNHK 受信料制度などの実質的なメリットも大きいですが、全国の多種多様なホテルオーナー経営者と出会うことは、自分の自分の経営感覚にも刺激をもたらすと感じています。
支部長 北原 信輔 (SARASA HOTEL なんば)
中国・四国支部
地方都市でホテルを経営しているわが社にとってANHA 会員になったことによって、ホテル経営に必要な役立つ情報をいち早く手に入れることができました。
特に私は、青年塾(現・青年部)に所属して長い間活動することで、全国の若手経営者と知り合うことができました。
年間3 回ほど研修を通じて、地域が異なるため利害関係のない仲間たちからもらった本音のアドバイスと前向きな意見によって、問題解決と新たな気持ちで再度、仕事に向き合えることができました。
私の経験からANHA に参加したことが、今の経営者としての自分の基礎を作っていただき、大変感謝しています。また、できる限り今後も経営とANHA に参加して、地元と支部活動に貢献していきたいです。
支部長 沖 一泰(ホテル泰平)
九州支部
地方都市の独立経営ホテルとして、10 年先・20 年先も必要とされ続けるために何をすべきか。経営者としての大きな課題です。大都市圏と地方都市の動きを照らし合わせて捉えたり、将来の日本の宿泊業界を考えたりするときに、ANHA から得られる情報・データは非常に役立ちます。
ANHA では、アンケートに基づいた統計データや会員同士の直接交流など、メディアやインターネットでは得られないリアルな経営情報を得る機会も多くあります。
当社は昭和48 年、宮崎県日向市で初のビジネスホテルとして開業しましたが、時代が変わり、チェーンホテルの加盟が増えてきた今も、地域や立場を超えた交流・情報交換の機会は、今も多くの学びをもたらしてくれます。
支部長 日高基晶(日向第一ホテル)
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