接遇研修ツール等の積極的な活用の推進について

平素より観光立国の推進に格段の御理解・御協力を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
さて、我が国では、本年、団塊世代が75歳以上の後期高齢者となり、高齢化が大きく進展しているところです。今後も増加が見込まれる高齢者等の旅行需要を喚起するため、ユニバーサルツーリズム(誰もが気兼ねなく参加できる旅行)の普及・定着を目指すことが期待されています。
併せて、改正障害者差別解消法による障害のある人への合理的配慮の提供の義務化(令和6年4月施行)から、本年4月で1年が経過しました。
こうした中、本年11月に東京都で開催されるデフリンピックや2026年に愛知県で開催されるアジアパラ競技大会といった国際的なスポーツイベントに際して、世界中から多くの方々が日本を訪れることが見込まれます。
宿泊関係団体におかれましては、あらためて、宿泊施設向けの接遇研修ツール等を送付いたしますので、積極的な活用を推進いただきますようお願い申し上げます。なお、接遇研修ツール等の内容は、宿泊施設以外でもご参考にしていただける内容が含まれておりますので、入浴施設でも必要に応じてご活用いただけると幸いです。
また、宿泊施設や入浴施設における車椅子利用者の入浴に関する接遇応対についてのご意見をいただく機会が多くございます。今後、国際的なスポーツイベント等も開催されますので、別紙の留意点と宿泊施設及び入浴施設の対応事例をご参考にしていただき、それぞれの施設での対応の検討材料としていただきますようお願い申し上げます。


【接遇研修ツール等】
・高齢の方、障害のある方など配慮を要する宿泊者に対する接遇研修ツール(基礎編)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001878123.pdf
・高齢の方、障害のある方など配慮を要する宿泊者に対する接遇研修ツール(本編)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001879387.pdf
・宿泊施設におけるバリアフリー情報発信のためのマニュアル
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001250789.pdf

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