ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の防止・抑制に向けた協力について

政府は、令和3年4月に、ALPS処理水を 海洋放出する方針を決定し、 本年 8 月 には 、 政府として ALPS処理水 の処分が完了するまで 安全確保、風評対策・なりわい継続に全責任を持って取り組む こと を確認 した上で、 海洋放出 を 開始することとしまし た 。
本年7月に公表された国際原子力機関( IAEA の包括報告書 において 、ALPS処理水の海洋放出に対する取組は、関連する国際安全基準に合致しており、ALPS処理水の海洋 放出は、人及び環境に対し、無視できるほどの放射線影響となることが結論として示されているとともに、放出開始後もレビューやモニタリングを実施していくこと等が記載されています。また、原子力規制委員会による使用前検査の終了証も交付されるなど、放出前に確保されるべき安全性が、第三者による確認も含めて確認されてい ます 。
一方 、ALPS処理水の 海洋 放出に伴う風評影響の発生について御懸念の声もあり、安全確保の取組 に加え、政府として、ALPS処理水放出後の風評影響の防止・抑制 のための対応を徹底することが重要です 。
ついては、下記の事項について要請しますので、周知いただくようお願いいたします 。また、各団体から周知を受けた企業 、団体等におかれては、代表者の方から現場の調達・販売担当の方々まで本要請文の趣旨を周知し、適切に御対応いただくよう、特段の御配慮をお願いいたします 。

ALPS処理水の海洋放出に伴う風評影響の防止・抑制に向けて、以下の内容について、適切に御対応いただきたい。

(1)ALPS処理水の海洋放出が行われたことをもって、福島県及びその近隣県の産品を取り扱わなかったり、買いたたいたりするなど、差別的に取り扱うことがないようお願いしたい。

(2)ALPS処理水の 海洋放出による風評影響を生じさせないためにも、産品の魅力発信・消費拡大に取り組むことが重要であり、販売フェアの実施や常設的な取扱いを通して、福島県及び近隣県の産品の積極的な魅力発信・消費拡大に御協力いただきたい。

(3) ALPS処理水に係るモニタリングについては、 特に放出後 当面の間において、福島県沿岸の分析地点の追加及び分析頻度の増加 を行うとともに 、迅速分析を実施するなど、体制を強化・拡充している。 経済産業省のホームページ(別記)にて結果が一目で分かるマーク形式での表示を行っているほか、水産庁のホームページ(別記)にて水産物のトリチウムの迅速分析の結果を、環境省のホームページ(別記)にて各機関の測定結果を分かりやすく発信しており 、必要に応じて御参照いただきたい。

(4)ALPS処理水の海洋放出を理由とする取引停止や買いたたきなど、 実際の取引におけるお困りごとが生じた場合に御相談いただける専用ダイヤルを開設するとともに、個別の施策についての問い合わせ先を別記のとおり整理しているので、御活用いただきたい。

(5)取引先や消費者からの問い合わせがあった場合に御活用いただけるような、ALPS処理水やその海洋放出による影響について以下の資料と問合わせ窓口を用意していますので、有効に活用いただきたい。
・簡単なリーフレット(別添1 )
・詳しいQ&A(別添2 )
・解説 動画のための 二次元 コード(別記)を作成するとともに、福島県産や近隣県産の食品の安全性に関する問い合わせ窓口(別添3)

【通知内容に関する問合せ先】
経済産業省 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 原子力発電所事故収束対応室
電話:03-3580-3051

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