お知らせ
「識学×研修委員会 コラボカフェ本編 第1回セミナー開催報告
1.開催概要
■セミナー名:【第1回 識学 × 研修委員会 コラボカフェ】 「識学とは何か」
■開催日時:2026年5月19日(火)11:00~12:00
■開催場所:オンライン(Zoom)
■講師:株式会社識学 上席コンサルタント 渡邉 健太 氏
■司会:金子 祐子 氏
■担当:ANHA研修委員会
■参加者数:29名
■対象者:全日本ホテル連盟加盟ホテルの経営者・支配人・人事担当・現場スタッフ・賛助会員
2.開催目的
組織マネジメント理論「識学」の基本概念を理解し、組織図・役割定義・評価制度の整備を通じて、指示命令系統の明確化と組織運営の最適化を図ることを目的として開催した。また、今後開催される連続講座に向けた基礎理解の共有を目的とした。
3.内容
■識学の基礎理論について 渡邉氏より、識学の基礎となる「位置・結果・変化・恐怖・目標」の5要素について解説が行われた。組織内での立場や役割を正しく認識する「位置」の重要性や、「いつまでに何をどうするか」を明確化することの必要性が説明された。
■認識のずれと評価制度の考え方 「お客様のために」といった抽象的な表現では、個人ごとに解釈が異なるため、共通言語化が必要であることが共有された。また、評価制度については、目標ごとに重み付けを設定し、達成度を数値化することで、感情や主観を排除した客観的評価を目指す考え方が説明された。
■組織成熟度とマネジメント段階 組織成熟度について、「レッド」「アンバー」「オレンジ」「グリーン」「ティール」の各段階が紹介され、識学は特にレッドからオレンジへの移行や、オレンジ組織の成熟に有効であることが説明された。自律分散型組織(ティール)を目指す場合でも、まずは明確な役割と管理体制が必要であることが強調された。
■組織図と役割定義の重要性 役割は個人ではなく「位置(役職・部門)」に付与することが重要であり、属人化を防ぐためにも、組織図と実際の指示命令系統を一致させる必要があると説明された。役割定義表には、部門目的、役割、目標、完全結果、管理方法などを明記することが推奨された。
■宿題と今後の実践課題 参加者には、次回までの宿題として「組織図」と「役割定義表」の作成が提示された。最低限、自身と直属部下1階層までを対象に整備することとし、既存資料がある場合はブラッシュアップを行うよう案内された。
■質疑応答と参加者フィードバック 参加者からは、「完全結果」の具体例や、小規模組織での運用方法、評価制度の定量化について質問が寄せられた。また、評価制度の重み付けやスコア化の考え方が実務に役立つとの声や、属人化を避ける「位置」基準の考え方が理解しやすかったとの感想が共有された。一方で、内容が濃く時間が不足気味であったため、90分開催を希望する意見も挙がった。
■今後の予定 役割定義表テンプレート、組織図サンプル、当日投影資料については後日共有される予定であり、6月8日までに提出された内容についてはフィードバックが行われる予定である。次回セミナーは2026年6月16日に開催され、提出物をもとにした実践的な改善指導が行われる予定である。
4.まとめ
本セミナーでは、「識学とは何か」という基本概念から、組織図・役割定義・評価制度設計まで、実務に直結する内容が体系的に共有された。参加者にとって、自社組織の現状を見直し、属人化を防ぎながら組織運営を最適化するための具体的な第一歩となる有意義な機会となった。
【開催日時(全3回シリーズ)】
第1回:2026年5月19日(火)11:00~12:00
第2回:2026年6月16日(火)11:00~12:00
第3回:2026年7月7日(火)11:00~12:00
※オンライン開催
次回のご参加もお待ちしております。
研修委員会 委員長 金子 祐子



























