お知らせ


第30回 女性部トーク会の報告と次回の開催案内

10月27日(月)、第30回女性部トーク会を開催いたしました。今回のテーマは「特性のあるスタッフとの関わり方」。一緒に働き始めて初めて気づく違和感。先輩たちは新人だから許容(育成)できると考えていますが、次第に浮き彫りになる課題。臨機応変な対応ができない、応用が利かない、複数の業務を同時に進めることができない、優先順位をつけた仕事ができない、スタッフ間であってもコミュニケーションが取れない等事態は深刻です。そんな中でも採用時の工夫や育てる上での意識、具体的な対応など、参考になる話が沢山出ました。ではその内容をご紹介いたします。

【第30回の振り返り】
●適性検査をしてる?
→採用試験で適性検査をしているホテルはまだ少なく、取り入れているホテルの話を聞くと、ミスマッチを防ぐことに効果はあるということですが、コストも気になるところ。ミスマッチにより現場に与える混乱やストレス、離職者まで生むことを思うと、必要経費と考えることもできるのでは。

●本人が開示しない限り分からない…
→診断名がつかないと開示は難しいが、面接時に履歴書に接客の仕事がないなどサインはある。

●特性のあるスタッフへの現場対応アドバイス
→接客業務に就かせない、「自分と同じにできないとダメ」というスタンスを持たない、季節の変わり目は不調に陥りやすいので注意、できる仕事だけさせる、本人も苦しんでいるので抱える悩みは同じ

●採用担当者に求めること
→違和感を感じる場合は有期契約で採用して欲しい、雇用契約書には「異動あり」の条件を加えて欲しい、現場に及ぼす混乱を理解して「人手なら誰でもいい」と思える安直な採用はしないで欲しい、採用する人間の質に責任を持って欲しい、知能の高さでカバーできると思われているが無理(学歴で判断しないで)

今回はとても深刻なテーマでの話し合いで、皆さん終始真剣、深刻な面持ちでの会となりました。現場が抱えるこの問題について、経営者や採用担当の皆さんは、一度現場と話し合ってみてはいかがでしょうか。

次回(11月17日(月))のテーマは、今回の内容を更に深める必要があると感じたので、「現場における新人受け入れの心構え」について話し合います。現場で働く女性スタッフ限定での開催となりますので、積極的なご参加をお待ちしております。

【今後の開催日】 ※時間は毎回13:00~14:00の固定です
11/17、12/23、1/26、2/24、3/23

【部員登録(参加申込み)フォーム】 ※後日参加ZOOM情報が送られます
下記URLよりまたはQRコードにて入力ください。(登録は初回のみでOK!)
https://docs.google.com/forms/d/1ZXVwUoEEfQsFNP1kl7JxVNqOR-SKky4QD51RgpDoUI0/edit


【お問い合わせ】 藤橋由希子(由屋るる犀々)

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