お知らせ


第26回女性部トーク会の報告と次回の開催案内

6月23日に開催された第26回女性部トーク会は、新体制で活発な意見交換が行われました。特に宿泊施設における「身だしなみ規定の緩和」について、多岐にわたる有意義な議論が交わされましたのでご報告します。

【第26回トーク会内容の振り返り】
Q. 令和における身だしなみ規定の緩和について
現状の課題: 一部ホテルでは、髪色(カラー6番まで)、ネイル(ピンク・ベージュのみ、短く整える)、アクセサリー(腕時計以外禁止、ピアス禁止)など厳しい規定があり、採用辞退者が出るケースも。

各ホテルの状況と意見: 「明るすぎない程度」「華美でないもの」など比較的緩やかな規定のホテルも多数。海外出身スタッフの髪色やメイクへの対応、眉毛の色と髪の色の違和感なども課題。厨房での腕時計禁止、ホール・フロントでは腕時計のみ可、結婚指輪以外の指輪禁止、ネイルの色許容範囲など、ホテルごとの違いが挙げられました。長年変わらない規定の見直しを求める声もありました。

議論の深掘り: 「ピンクにも色々あり、どこまで許容するか難しい」「相手に不快感を与えなければ良い」「清潔感や似合っているかが重要」といった意見が出ました。男性スタッフの身だしなみ指導の難しさや、規定があった方が指導しやすいという声も。ホテル業以外の参加者からは、制服など規定がない中での試行錯誤の経験が共有されました。
「時代は変わっている」という認識が共有され、「身なりが『ぎょっとする』人でも良い人材はいるため、採用の機会損失は問題」との意見も。JALの事例(ヘアカラー8番まで、男性メイク容認など)が紹介され、「観光業としてある程度の華やかさは必要」という視点も提示されました。
「華やかさと品位」「おしゃれは自分のため、身だしなみはお客様のため」という言葉が印象的だったとの感想や、「人間性と見た目は必ずしも一致しない」という意見も挙がりました。身だしなみが緩和される分、スキルや技術、得意分野の見える化など、仕事への多様性を評価し、お客様に貢献する形で個性を表現していく重要性が議論されました。

参加者の声
・「決まりやマニュアルがない中で、お客様を不快にさせない指導ができるようになったと感じた。」
・「変えていかなければいけないことは柔軟に変えていくべきだと改めて感じた。」

【今後の女性部トーク会について】
来月以降は、ホテル・関連業界で働く女性にとっての知見や学びを深める場として、参加者の皆さんに自社(ホテル)の魅力や独自の取り組みを発表いただく機会を設けます。
7月28日(月)は、女性部員である賛助会員の株式会社ナバック・大和様にお話しいただきます。
各社の知恵を持ち寄り、互いに学び合うことで、明日からの業務に活かせるヒントを見つけていきましょう。まだ女性部に未登録の方は、ぜひこの機会にご参加ください。

【今後の開催日】※時間は毎回13:00~14:00の固定です
7/28、8/25、9/22、10/27、11/17、12/23、1/26、2/24、3/23
【部員登録(参加申込み)フォーム】
下記のQRコード又はURLより入力ください。(登録は初回のみでOK !)
https://docs.google.com/forms/d/1ZXVwUoEEfQsFNP1kl7JxVNqORSKky4QD51RgpDoUI0/edit

【お問い合わせ】  藤橋由希子(由屋るる犀)

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